2機の戦闘機の外装だけではなく内部のコクピットも登場するのでその制作も必要でした。
また攻撃形態、ボックス形態への変形も必要で、それ用にリグ入れも行いました。
当然CADデータはなく、デザイン画からの3D起こしが必要になりました。デザイナーの意図を汲み取りつつ立体化するというセンスが問われました。
また求められたのはディテール「感」でした。モデリングでもディテール感を重視しましたが、テクスチャでも汚れや剥げを追加し、工夫をしました。
コクピットに関してはそれぞれ1カットしか登場しない事は判明していたので、その1カットのアングルだけで成立するようなテクスチャを描き立体的に見えるようにアニメーションさせる事で、UV・テクスチャ制作の効率を上げました。
ご満足いただける仕事になったのではないかと自負しています。
チャンスをくださり、ありがとうございました!
(このモデリングについての記事がCGWorld誌213号に載っています)