レストアの休止宣言から4年、、
やっとここに、復活宣言をいたします。
いや、4年ですよ。
時代は変わりました。
携帯はスマホに、家庭や仕事の環境も変わりました。
しかし私の執念は、変わることがありません。
4年の月日はあくまで「休止」であったのです。
とにかく、今年の目標であった「手をかける」ことから
始めたいと思います。
突然止まっていたレストア作業ですが、
しばらく休止を宣言します。
すくなくとも1年は、いじりません。
理由はここには書きませんが、レストアへの情熱が薄れたわけじゃありません。
かならず復活します。
今まで見ていただいた方、ありがとうございます。
また思い出したら見てください。
相変わらず情けないレストアラーですが、
この中途半端な記録が、少しでももっと熱い情熱を持ったRZレストアラーの役に立てれば、幸いです。
シリンダゲージとマイクロメーターによるピストン、シリンダー径の計測を行う。
とは言え初めての事なので、非常にとまどいながらの作業。
素人がこれをやってどこまで正確な計測ができるのか解らないが、、、
ともかくベストと思える方法でやってみた。(シリンダゲージ基準:54.00mm)
○シリンダ内径、上
シリンダー上面から約10mmの高さで、2方向を計測。
左シリンダ: 54.020mm(EX・INポート方向)/54.020mm(EX・INポート直角方向)
右シリンダ: 54.025mm(EX・INポート方向)/54.020mm(EX・INポート直角方向)
○シリンダ内径、下
シリンダー下面からテキトーな高さ(ポートのない場所)で2方向を計測。
左シリンダ: 54.030mm(EX・INポート方向)/54.025mm(EX・INポート直角方向)
右シリンダ: 54.045mm(EX・INポート方向)/54.030mm(EX・INポート直角方向)
○ピストン外径
EX・INポート方向、上側と下側で計測してみた。
#左ピストン上:53.79mm #左ピストン下:53.92mm
#右ピストン上:53.77mm #右ピストン下:53.92mm
面白いのは、
○シリンダは上より下のほうが磨耗している。
○シリンダはEX・INポート方向(つまり進行方向)の方が、横方向より磨耗している。
○ピストンは下より上の方が磨耗している。
という傾向だ。
さて、ピストンクリアランスをEX・INポート方向、
シリンダーは上側、ピストンは下側のデータで計算してみる。
(ピストン下側データを使うのは、サービスマニュアルでの計測風景の写真がそうなっていたから。)
#左ピストンクリアランス:54.020-53.920=0.100mm
#右ピストンクリアランス:54.025-53.920=0.105mm
サービスマニュアルでの指定は0.050〜0.055mmなので、
どちらも指定値から外れている事になる。
ピストン上側のデータを使ったところでクリアランスは0.2mm以上となり、
どちらにせよピストン交換は確実である。
さて問題は、
シリンダーをボーリングしてOSピストンを組むべきか?
ということである。
シリンダー内の状態。
縦筋はあるが、ツメがひっかかるような類のものではない。
綺麗ではあるが、クロスハッチがほとんど見当たらないのが気になる。
38,000km走ったエンジンにしては、シリンダ内側の磨耗は非常に少ないように感じられる。
錆もほとんど無いので、
もしかしたら無理にボーリングする必要は無いのではないだろうか?
ホーニングのみの場合は、どのくらい内径は減るものなのだろうか?
0.25mmOSピストンを組むことにしてしまえば解決なのだが、
それほどのことでもない気がして、、、
オリジナルのシリンダーの寿命を縮めてしまうような気もして、、、
とはいえ、シリンダー下側のデータからすると、クリアランスがすぐ保てなくなる気もして、、
結局悩んでます。
案の上、ワイヤーブラシでシリンダ内側の塗装を落としきれなかったので、どうしたもんかと思案していたが、家にある、とある道具を使うアイディアを思いついた。
ケルヒャー高圧洗浄機。
嫁さんが通販で買ったが、なかなか使う機会のないメカだ。
マニュアルを見ると、アタッチメント「サイクロンジェットノズル」に替える事で、
「自動車の塗装を落とすから注意しなければならない」程のサイクロン噴射をするという!
まさにそれ、お願いします。
さっそく使ってみた。
強力モーターの近所迷惑な轟音と共に、
置いてあるシリンダが動いていってしまう程の水流パワー!
これに砂まぜたらウェットブラストなんじゃないの?
メタルクリーン熱湯攻撃で弱った塗装が耐えられる筈もなく、
バッチリ、ほぼ完璧に落ちました。
↑アストロプロダクツ松戸店がオープンしたので、さっそく見に行った。11日までセール中。
↑買ったのはラスペネ、広告の品ワンマンブリーダータンク、ワンウェイバルブ付で17??円。安い。
↑さて、新年初の作業は、クランクケースはずし。タッチバイクに載ってたとおりに、まず指だけでチャレンジ。
あっさりガコン!と取れた。良かった。
↑半月型のサークリップ、向きがあるようなないような、、、強いていえば角の無い方が内側に組みつけられていた。
↑ケースのダウエルピンにも向きがありそうな気がする。とりあえず記録として写真に撮っておく。
↑シフトシャフトの抜けどめピン。非常に外しにくく、とりあえず保留。
↑サビサビのスタッドボルト、、、やはり外したくなってしまった。
ハスコーのスタッドボルトプーラー投入!綺麗な外側のボルトから攻める。
”パキンッ”という手ごたえがくれば、後はしめたもの。
そしていよいよ、内側のボルトへ、、、、
”バキッ!”
ん?え!?!?!〜〜〜〜
↑左側シリンダーの2本を穴の中で折り、右側シリンダーの後ろ側の長いスタッドボルトは
ちょっと曲がってしまい、嫌な予感がしたので中断、、、
8戦中、5勝2敗1分け、、、
完全に敗北です。
シリンダースタッドボルトはネット上でも”鬼門”と言われ、触れてはいけない場所として
恐れられている。
しかし、サビサビのボルト、しかも伸びているか解らない状態では、完調のエンジンとは
ならんかもしれなかったじゃないか、、、
新品にしたかったんだよぉ、、、(涙目)
このクランクケースの運命は!?
新年早々RZRレストア史上、最大の危機!!
↑ついに完成!ホームセンターで買ったL型クランプと、木材(中空パイプ状)、
そして「フェルト付アジャスター」(要はただのネジ)で作られた、
ピストンピンプーラーだっ!(正確に言えば、ピストンピンプッシャー?)
受け側を木材にした理由は、まず加工がしやすいのと、
ピストンを痛めないだろうという配慮から。
また、押し込む側の”ネジ”はゴム材に瞬着でつけているため、
L型クランプとしての機能を損ねていないところがポイント。
実は受け側の木製パイプは接着していない(できなかった)。
でも押し付けて使う道具だから、このままでも機能としては問題ないはず。
↑使ってみる。首振り機能が邪魔で、位置をアジャストしずらく、難しい。でもこれで押し込めば、、
↑取れました!懸念の左側ピストンも問題なく!
手では動かせないものでも、これならクランクシャフトに負担をかけずに
力を加える事ができる!
どちらもクランクケース底を覗いてみると、
奥に浅くエンジンオイル(とガソリンの混合物)がとろ〜りと溜まっている。
クランクを回すと、とろ〜りと厚みのあるオイルが上がってくる。
粘度の問題はあるかもしれないが、これは正常な状態。
クランクはこのオイルで守られていたのだ。
このRZRは走らなくなってから15年近く、外から見てサビサビのボロボロでも、
クランクケースの中だけは、この状態を保っていてくれたのだ。
ありがとう。生きていてくれて。
よく待っていてくれた。
まだ道は長いけど、ピカピカのお前と一緒に走れる日が、必ず来るから。
もう少し、待っててくれ。
↑状況。左右ピストン。
吹き抜けがある程度あるようだ。シリンダーを見ると線状痕はそれほどでもないが、
クロスハッチが少なめな気がする(素人目)。
このままリングを変えただけでも問題なく走りそうな気はするが、
長い目で考えた時にはどうだろう?
ゆっくり検討します。
今回はこれで撤退。(仕事忙しいし、、)
さあ、いよいよ次はクランクケースの分解となる。
もう一度RZ本を読みまくり、頭の中でシミュレーションをしてから望もう。
焦らず、確実に。
プライベーターに時間はたっぷりあるのだから。
つまりこういうことである。
写真はない。
ついにエンジンをバラす決心をし、
ヘッドボルトをはずし、ヘッドをはずした。
YPVSのジョイントがものすごい事になっていたので、掃除する。
YPVSジョイントは3mmの6角ボルト2つで止められている。
これをまわそうとすると、ナメそうな感覚があったので、作業を中断。
良い6角レンチを買いに、ホームセンターへ歩く。
Vesselの金色の六角レンチは、がっちりと食いつき、廻す事に成功。
気をよくした私は、続くシリンダーを留めているスタッドボルトのナットを廻し始めた。
かなりのトルクで締まっていたナットは、エンジンそのものが動かんばかりの力でまわす事が必要だ。
エンジン前、内側のナットは上方にスペースがなく、メガネレンチで廻すしかない。
んぐっ、、、ぐぐぐぐぐ、、ぐにーん、と、
え!?
あ、、
ナットの角をナメました、、、、
ええい、この道具が悪いんじゃ!!
またホームセンターへ。今度は2軒回った。
KTCの長いメガネレンチと、短いが穴の形のガッチリ食いつきそうなレンチの2本。
もう片方のシリンダーのナットは取れたが、、、
シリンダーそのものが外れない。
けっこうプラハンで叩いたつもりだったんだけど、、
スペースは空かなかったが、再びナメてるシリンダーのナットに挑戦。KTCの長い奴で。
んぐっ、、、ぐぐぐぐぐ、、ぐにーん、と、
またナメました、、、、
時間オーバー。
ここまで来て苦渋の撤退です。
うーん、困った。
短い奴はまだナットに食いつきそうだが、力が入らない。
今度はこれを使って、
別な姿勢で廻すようにしようかなぁ、、、
ああ、、、、
初心者まるだしだなあ、、、
すげー負けた気持ち、、、
NAPSのページを参考にして、
RZにはこれだ!というトルクレンチを購入。
東日のヘッド交換式トルクレンチ。
CL50N×12DとリングソケットヘッドRH12D×12。
思ったより、小さいのね。
届いたのはいいんだが、、、
ラチェットヘッド忘れてた。
がび〜ん(死語)
慌てて別の所でラチェットヘッド注文しちゃいました。
これが有効に使える日が、すぐ来ますように、、、
ハンドルだが、純正がすでに販売終了なので、
↓こちらからハリケーンのセパハンを購入。注文ポチッとしてしまった。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/webike/2076102.html
HS3503B
JANコード4936887302707
ハリケーンセパハンって、昔からありますよね。
峠コゾーが意味もなく喜んで使うイメージ。
ハリケーンはクランプが金だと思ってたから躊躇してたんだけど、
このHS3503Bは黒なのだ。
黒だったら、まぁいいか。
しかし純正ハンドルがなくなっているのは、正直ショックである。
私のRZ-Rが現役の頃は、しょっちゅう交換していたのに。
昨日はストレートで工具箱、耐水ペーパー
今日は↓こちらを参考に、
ナップスの通販でトルクレンチを購入。
http://www.naps-jp.com/kaizoushinan/rensai/iloverz/iloverz20090417.php
次はACOさんで純正パーツをまた吟味して購入しよう。
少しずつ、少しずつ。
振込みました。
ほかは進んでませんが、、、
高いっす
一本18500円。
1XGみたいなフォークのタイプだと、そうなるみたいです。
ふが〜
東洋硬化さんにフロントフォークインナーチューブを送りました。
2〜3週間後にはピッカピカになって帰ってきます。
ニヤリ。
ACOさんに注文確定。
アダプタの形状を見て、ソケットの規格を探り、同じようなTハンドルを買うことにしました。
少しずつ、少しずつの進捗でございます。
新品パーツの確認。
ヤフオクで取るような中古と較べたら、ずっときれい!(あたりまえ)
輝きが違います。ピカピカ〜(だからあたりまえ)
パーツチョイスの情報はネットからの(RoomNo29Lからの)受け売り丸出しですが。
エンジン系は後でも良かったのだが、最も高いパーツであるクランクは、
もし年月が経ったらさらに高くなったり、欠品になったりすると痛いので
取れるときに取っておいた。
いや〜なんか、うれしくなっちゃいますね。
考えてみると、ハンドルも必要だったな、、、
しかし、時間あるのかな、、、、
ヤマハ純正パーツなら、お決まりのACO(亜光産業)さんに
第一次パーツ類を発注した。合計で12万ほど。
困ったのがフロントフォークのインナーチューブである。
1XG用のフロントフォーク(1UA-23110-00)が欠品なのだ。
51L品番(51L-23110-00)は在庫があるので、これが代替なのかと思って問い合わせたら、
そうは設定されていないと言う。
私はRZR乗りのメッカともいえるこちらの情報を勘違いしていたらしい。
http://www.geocities.jp/kenpon123/sub15-6.htm
全てのRZRのインナーチューブは同じ物だと思っていた。
”1XGのみトップボルトの互換性がありません。インナーチューブは全車互換性がありますので、1XGで3HMのイニシャルアジャスター調整式にしたければ、インナーチューブごと交換になります。”という文章の意味がよく分からなかったのだが、
これはきっと1XGのみインナーチューブ(の内側)の形状が違う、ということだと判断して、
発注は見送った。
だからこそ、51Lフォークが代替品の設定にならないのだろう。
考えてみれば、新品でも15015円してしまうものである。
再メッキが1.6万くらい(ネットで調べた)なら、さほど変わらないと考えた。
私の1XGのオリジナルパーツが使えるし、
あまり意味も無く他型式のパーツをつけると、後でわけわからなくなりそうだしね。
さあ、パーツがかなり揃ってくるぞ。
後は作業の時間がどれだけ、取れるか。
タンクをたまたま手に持ったら、中で「サラサラ、、、」という音が。
恐る恐るフタを開けて覗いてみると、あらま!
2〜3cm大のサビエリア発見!
ガソリン抜く前は無かったような気がするのに、、、
うーむー、、、、
錆取り剤、購入必至です。
とりあえずCRCかけといた。
ヤフオクでいろいろやっております。
なんだか初体験なので、知らない事ばかり、、、
サギられませんように。
SEKI通販さんからホイールベアリングが届いた。速い。
左から前輪用、後輪用、後輪ハブ用。
NSKのVVタイプ。ゴムシールは外周に固定されている。
ハブ用は別にVVタイプでなくても良かったような気もするが、
まいっかって事で。
グリスアップって、、どうするのだろ、、??
これを、サンドブラストして塗装されたホイールにつけるのだっ
(まだやってないけど)。
最近ベアリングづいている私。
ホイール関係のベアリングを、パーツリストとヤマハのWeb検索から値段を出すと
フロント 93306-30109 x2 単価 620円
リア 93306-30206(B6302ZZ) x2 単価 1050円
リア(ハブ)93306-30416(B6304RS) x1 単価 819円
合計 4159円 (2007.11.30現在)
となっている。
1XGのパーツリストによると、
リアのベアリングについては規格が載っているが、なぜかフロント側は規格が記されていない。
しかしパーツ番号の法則から考えて、フロントの規格は6301だと類推できる。
(前半下1桁と後半初め3桁を合わせた数字が規格の番号であろう)
以下にネットで聞きかじった情報をまとめる。
-------------------------------------
ベアリング番号は、ベアリングのサイズを表す。
1XGのホイールベアリングのサイズは、
(d=内径,D=外径,B=巾の順)
6301 12 37 12
6302 15 42 13
6304 20 52 15
となる。
ベアリング番号の後に続くアルファベットは、シール形式のタイプを表す。
シールド形式(メーカーによってまちまち)
開放形 = 符号無し
両側鋼版シール = ZZ
片側鋼板シール = Z
両側非接触ゴムシール = VV,LLB,2NK
両側接触ゴムシール = DD,LLU,DDU,2NSL,2RS
片側接触ゴムシール = RS
輪溝付 = N
輪溝・止め輪付 = NR
ちなみに
隙間記号
無記入またはCN = 標準すきま
C2 = 標準よりせまい
C3 = 標準より大きい
C4 = C3より大きい
C5 = C4より大きい
CM = 電動機用すきま
精度記号
P6 JIS6 級
P5 JIS5 級
P4 JIS4 級
--------------------------------------
シール形式の選定で、かなり悩む。
そもそもノーマルはなぜ、このタイプを選んでいるのか?
開放型にしないとグリスアップが難しいからか?単純にコストのような気もするし。
非接触ゴムシールではオフロード車には使い物にならない、という話も。
ネット上ではZZタイプをつけてる人も居るし、DDUタイプをつけてる人も居る。かなりバラバラ。
私の独断でVVタイプに決定。こちらで1908円。
送料含めても、純正より安い。
グリース密封性、防塵性ともにZZタイプより優れているハズ。
DDUも良さそうだったが、摩擦トルクの増加を嫌ってこの選択とした。
うまくいくと、いいのだが。
ナカイ商工さんに注文しておいたテーパーローラーベアリング、NHY-125が届いた。
箱の裏には対応バイクのリストがついている。
↑RZ250R/RR 1AL/51L(86-88)となっているけど、1ALって1ARの間違いでは?しかも2つ同じ表示がある。
↓ものはこんなんでした。
手にとって、動かしてみるとなかなか"リニア”な感触。
たのしみだなあ。
あのフレームにはこのようなパーツこそふさわしい。
西村コーティングさんから電話。
このタイミングでなんだろうと思って出ると、
「塗装出来ました」との事。
超早ええー。
本人に直接渡したのが良かったのだろうか、、、
恐縮です
平日に時間作って取りに行きますです。
時間通りに。
サイドスタンド、西村コーティングに出すの忘れてた。
あちゃー。
自分でやるかな、、、
どうせなら銀にするとか。
うーむー。
修正されたフレームを受け取り、そのまま車を西村コーティングへ走らす。
西村コーティングさんと言えば有名も有名、耐久性が要求される
バイクパーツの塗装というものの情報を少しでも探した人ならピンと来る有名店だ。
こちらの最高級塗装、ダイヤモンドコートを我がRZRフレームにお願いするのだ!
詳しくはこちら
しかし時間がまずかった。
昼に電話した時には”5〜6時位に持っていきます”と伝えていたのだが、
いざ下道で行ってみたら7:00に近い時間になっていたのだ。
しかもナビゲーションで近接エリアに来ているのに、場所がよく分からない。
どこにもそれらしいところが見当たらず、仕方なく電話すると、留守電になっていた!
おそるおそる留守電指定の携帯に電話すると、西村さん本人が、、
「もう家に帰っていて、工場には今誰もいません」との事。
仕方ない、また出直すか、、、
遅れたこちらが悪い。今日はあきらめよう。
一応場所を確かめておこうと工場に向けハンドルを切ると、すぐ携帯に西村さんから連絡が。
「ちょっと待っててもらえれば取りに行きますよ」
うう、なんとありがたい、、、
超一流の人に迷惑かけてしまった。
俺が同じ立場だったらこうできただろうか、、、感激、恐縮であります。
10分ほど待っていると車で西村さん本人がいらして、
丁寧に対応してくれました。
いつもむやみな時間に仕事する業界に生きている、
私の悪い癖が出てしまいました。
本当にすいません。
さあ、もう戻れないぞー
2週間後には現在最高の塗装技術で仕上げられた、ピカピカのフレームが帰ってくるのだ。
(注)受け渡し時間はちゃんと打ち合わせて、しっかり守りましょう。
ショップから連絡が来た。
フレームはやはり少々曲がっていたらしい。
修正もしてもらったので、もう渡せる状態だとの事。
しめて42,000円+消費税。
あのバイク、何度コケたろう?
覚えているだけで6回かな?
どれもこれも、非常に低速での自滅コケなので、
それほど曲がってもいないと思っていたが、、、
なんにせよ、見てもらって良かった。
さて、次は塗装か、、、
フレーム取りに行くついでにそのまま塗装屋さんに運んでしまおうかな?
金かかるなあ、、
さて、バラしてからまた3年ほどたった気がしますが、、、
こんなところに保存されとります。
実家の土地にあるアパートの一室なんですが、、、
このアパート、誰も住んでいないんですよ。
RZで貸切り!すばらしい仕事場でしょ!!
でも時間がなかなかないんだよねえ。。
しかし、アパートそのものも壊される予定なので、早々にレストアを進めないといけないのだ。
お互いボロ、お似合いかな。
さて、
まずフレームの曲がりがないかチェックしたい。
見た目問題なさそうだけど、どうせなら安心したいじゃない?
フレーム修正ができ、業者に相談の上、フレームを運びました。
いざとなると修正の為にエンジンが必要(治具として使う)との事なので、
ばらしたエンジンとボルト系も持ってゆく。
ということで、曲がりのチェックに取り掛かるのにも2週間以上かかるみたいで(仕事が混んでるらしい)
連絡待ちといったところ。
鉄そのものの強度はどうなんだ?とも思うけど、それはもう調べようがないのが実情。
探傷検査やるわけにもいかないしねえ。
その間もやれる事はあるはずなのだが、妄想が爆発しまくるのであった、、、、