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2010年01月31日

シフトドラムの欠け



クランク下側のEクリップを、ニセコブラと小さなマイナスドライバで外す事に成功。

ぴーんっと飛ぶ。



分解してシフトドラムをチェックすると、欠けが発見された。



やっぱりこれ、ダメだよねえ。

2010年01月29日

新RZ本が発売されるらしい

最近お気に入りのブログ
「assyのひとり言」によると、
新たなRZ本が発売されるそうな!
期待できそうです!

HYPER BIKE Series Vol.36 YAMAHA RZ250、350/RZ-R/RZ-RR

assyさん、としゆきさん、
そしてその本に登場するであろう皆様、
本当にありがとうございます。

おふたりをはじめとする先人の皆様のおかげで、
私はいつまでもモチベーションを維持することができます。
なぜかいつまでも私のは直りませんが。

勝手な願いですが、これからも私の牽引役でいてください。
そして、いつまでもRZが走り続けられる世の中でありますように。

2月末、今から楽しみ〜

ノガ ラピッドバー購入



ノガ、ラピッドバー。

イスラエルからやってきた、「バリ取りツール」。

これでクランクケースのバリを取るのだ。

ベタな青がいいじゃないか。

道具だけはリッパです。

いったい何機のエンジンを組むつもりなのかと。

2010年01月28日

クラッチレリーズベアリング



クラッチレリーズのベアリングをどう外すかで悩む。

ストレートのプーラーがうまくハマらずこまったが、オイルシールをマイナスドライバでコジって外したら内径の大きさが良く解ったので適性サイズを入れられ、

外す事に成功。



あんまり交換の必要もない気もするけど、、、



もはや、気持ちの問題です。

2010年01月27日

クランクケーススタッドボルト勝利



クランクケース上側に残ったスタッドボルトを抜きにかかった。

ヒートガンとニセコブラが活躍。



9本、(1本はナットを外した時に一緒に抜けた)

勝利いたしました!

しかし、コイツはダメです、、、


一本だけ残った、シリンダ側のスタッドボルト。

ニセコブラが滑ってしまいます。

考えてみたら、抜けたケース内のスタッドは非常にコンディションがよく、全く錆びていなかった。

マニュアルによると、元は同じトルクで締められた筈だが、こうも違うとは、、

サビって怖いです。

ここはいさぎ良く、折れたボルトと一緒に、
プロに頼むのが肝要かと。

2010年01月26日

ケルヒャーで高圧洗浄








案の上、ワイヤーブラシでシリンダ内側の塗装を落としきれなかったので、どうしたもんかと思案していたが、家にある、とある道具を使うアイディアを思いついた。



ケルヒャー高圧洗浄機。

嫁さんが通販で買ったが、なかなか使う機会のないメカだ。

マニュアルを見ると、アタッチメント「サイクロンジェットノズル」に替える事で、

「自動車の塗装を落とすから注意しなければならない」程のサイクロン噴射をするという!

まさにそれ、お願いします。

さっそく使ってみた。

強力モーターの近所迷惑な轟音と共に、

置いてあるシリンダが動いていってしまう程の水流パワー!

これに砂まぜたらウェットブラストなんじゃないの?

メタルクリーン熱湯攻撃で弱った塗装が耐えられる筈もなく、

バッチリ、ほぼ完璧に落ちました。

2010年01月25日

ニセコブラ



ホームセンターで衝動買いしてしまった、ウォーターポンププライヤー。

1300円くらい。

どう見てもクニペックスコブラのニセモノなんですが。

長いスタッドボルトを抜くのに使えないかと。



さてどうなるか。



上はシリンダ内側用ワイヤーブラシ。

これで残った塗装を落とします。

完全には落ちないと思うけど。

2010年01月24日

誰か止めてくれ



シリンダボアゲージ

マイクロメーター

ストレートエッジ

ステンレストレー。



物欲が止まらない。



誰か止めてくれ、、、

2010年01月23日

シリンダ上スタッドボルト勝利



シリンダ上側のスタッドボルトを抜きにかかる。



ラスペネを吹いてから、

ヒートガンで暖め、

ハンマーで少し衝撃を与えてから、

ストレートのスタッドボルトプーラーをはめ、

19のディープソケットを垂直にあて、ハンドルを使い両手で回す。



私にはこれ以上の適性方法は考えられません。



10本、完全勝利いたしました!

しかしキレイにはなった。



しかし、キレイにはなったのだ。

カーボンは落ちたが、、



カーボンは見事に落ちた。

しかし、



残っていた塗装もハゲた。



シリンダ内側はブラストもかけられない。

ヘタに中途半端にムケ残った塗装を、どうハガすか?

また悩む事に、、、

2010年01月22日

メタルクリーンで煮た2



煮ていると、立ちのぼる湯気だけでなく、なにやら箱の周りからも煙が!?

しかもクサイぞ。



床にアタマを近付け覗き込んで初めて、ゴムが融けかかっている事に気がついた。



しばし悩んだが、、、



そのまま続行。



まぁいいや、焼けたって。



異臭の中見つめていると、

メタルクリーンは完全に溶け、ボコボコと巨大な泡がたって来た。

シリンダの塗装はかなり落ち、側面は銀色になっている。

沸点近くなったと思われたところで、ガスの火を止めた。



このまま、味がしみわたるまで漬けおくのだ。



カレーライスかよ!

2010年01月21日

メタルクリーンで煮た1



パーツウォッシャーをそのままコンロにかける。



我ながらナイスな発想である。

シリンダー、ヘッド、ピストン、YPVSバルブ、思いつくままにぶちこんでみた。水は12リットル。メタルクリーンは300gくらい。

なかなか煮立たない。

熱にやられるといけないので、ウォッシャーのポンプ部は外しておいた。しかし、この時はまだ気付いてはいなかった。

底面にはゴムの脚がついている事に。

2010年01月20日

メタルクリーン購入



買っちゃいました。

メタルくりーん。

電車まで洗えそうな、あやしいオジサンのイラストがナイス。

80度のとろ火で煮込むと良く落ちるらしいが、

さてどうするか。

2010年01月19日

また注文

またストレートネットショップで注文してしまいました。。。

とまりません。

先日パーツウォッシャーに中性洗剤どぼどぼ入れて
シリンダーの掃除をしたのだが、イマイチまだカーボンが取れない。

メタルクリーンが気になってきた。
またアストロ行くかな、、、?

2010年01月15日

8X1.25



新兵器スタッドボルトプーラーをあてがってみる。

シリンダ、ケース全てのスタッドボルトは、8X1.25のようだ。



貫通型だが、ネジ山がないところには到達できない。

19のとても深〜いソケットを使えば、垂直にまわせそうだ。

そういえばそんなソケットが、アストロ松戸店にあったな、、、



というわけで、まだ外しにはかからない。

なぜなら、私は慎重だからだ。

2010年01月13日

新兵器



本日の新兵器。



ホットエアーガン。

スタッドボルトプーラー、インストーラー。

ワコーズ スレッドコンパウンド。



7000円ナリ。



全ては、失敗しないネジ回しのために。

リードバルブ



リードバルブ。

なんか上下でクリアランス違わないか?

計ってはいないけど、サービスマニュアルの写真とは随分違うような、、、

2010年01月12日

YPVS分解



YPVSまわりの分解。

結構カーボンでドロドロ。

洗浄後、消耗品を新品に変更いたしましょう。

反省点

気を取り直して、スタッドボルト折れの反省点を自分なりに挙げてみる。



1.この冬に、ケースを暖めずに作業した。



2.ハスコーのプーラーを過信した。



3.回すために適性工具を使(わ)えず、巨大なモンキーやメガネレンチで作業にのぞんだ。そのため、垂直にトルクがかけられず、斜めにトルクがかかる結果になった。



理由はこれら全てであろう。

シリンダ内側のボルトは長かったり、錆びていたり、ダウエルピンがあるために根元から力をかけられなかったりと、不利な状況のオンパレードである。



まさしく、折れるべくして折れたといったところだ。

負けは負け。

2010年01月10日

レストア史上最大の危機

NEC_0484.JPG
↑アストロプロダクツ松戸店がオープンしたので、さっそく見に行った。11日までセール中。

NEC_0491.JPG
↑買ったのはラスペネ、広告の品ワンマンブリーダータンク、ワンウェイバルブ付で17??円。安い。

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↑さて、新年初の作業は、クランクケースはずし。タッチバイクに載ってたとおりに、まず指だけでチャレンジ。
あっさりガコン!と取れた。良かった。

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↑クランクケース下面の状態は悪くなさそう。


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↑半月型のサークリップ、向きがあるようなないような、、、強いていえば角の無い方が内側に組みつけられていた。


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↑ケースのダウエルピンにも向きがありそうな気がする。とりあえず記録として写真に撮っておく。

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↑シフトシャフトの抜けどめピン。非常に外しにくく、とりあえず保留。

NEC_0492.JPG
↑サビサビのスタッドボルト、、、やはり外したくなってしまった。
ハスコーのスタッドボルトプーラー投入!綺麗な外側のボルトから攻める。
”パキンッ”という手ごたえがくれば、後はしめたもの。

そしていよいよ、内側のボルトへ、、、、
”バキッ!”
ん?え!?!?!〜〜〜〜

NEC_0493.JPG
折れました。。。

NEC_0496.JPG
↑左側シリンダーの2本を穴の中で折り、右側シリンダーの後ろ側の長いスタッドボルトは
ちょっと曲がってしまい、嫌な予感がしたので中断、、、
8戦中、5勝2敗1分け、、、

完全に敗北です。
シリンダースタッドボルトはネット上でも”鬼門”と言われ、触れてはいけない場所として
恐れられている。
しかし、サビサビのボルト、しかも伸びているか解らない状態では、完調のエンジンとは
ならんかもしれなかったじゃないか、、、
新品にしたかったんだよぉ、、、(涙目)

このクランクケースの運命は!?
新年早々RZRレストア史上、最大の危機!!