Mar/3/2005 恐怖の肌触り

お金がなくなり、
自分が頼れる人がどこにもいない。
明日は我が身という恐怖の肌触りが、
あなたには少しでも感じられるでしょうか。

自分を信頼してもらえず
信じてもらえるのは提出した乾いた事実だけ。
明日は我が身という恐怖の肌触りが、
あなたには少しでも感じられるでしょうか。

立っているポジションが、
思いのほか、か弱いものである事に気づく。
明日は我が身という恐怖の肌触りが、
あなたには少しでも感じられるでしょうか。

残された時間のなさが、
残すものがないまま全てを終える事実を冷酷に伝える。
明日もないという恐怖の肌触りが、
あなたには少しでも感じられるでしょうか。


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Akiary v.0.51